『金環日食』

ついに来たる「金環日食」の日。

僕は前日から大阪のカフェバー『星カフェSPICA』に篭り、翌朝まで酒を飲みまくりました日食に備えておりました。不安視された天気予報も、ちょうど金環時は晴れとの事だったので、晴天に期待し撮影機材も準備完了。
なんか気がつけば、現地にSauce on Starメンバー全員結集してるし。

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そして不安だった天候もなんのその。
多少の雲がありましたが、何とか無事に(?)太陽が昇ってくれました。
早速機材チェックも兼ね、本日お世話になる太陽を撮影。

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こいつがこれからどんどん欠けていく訳ですから、そりゃもう楽しみだ!!

そして太陽が雲に隠れている状態で第一接触開始。
しばらくすると雲も離れ、欠けている太陽をようやく確認できました。
この頃になると、星カフェの屋上に人が詰め掛けます。
結果、日食は100人以上のお客さんだったそうな。

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そして、いよいよ金環時直前。
期待も高まっているその瞬間、太陽が薄雲に隠れました(おい!!
薄雲に隠れながらも、辛うじて見えている細い太陽。
仕方が無いので、ソーラフィルター付ED65Qでの撮影を諦め、
記録撮影用の50D(ズーム最大の200mm)でひたすら手持ち撮影を行ないました。

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そして、ついに金環時となりました。
が、その時、悲劇が起こった。

50Dがバッテリー切れ。急いで、ED65Qに付いているKissX2と交換し撮影続行・・・レンズのピントが合わない~!!そして、そんな俺の隣で日食グラス付けろ付けないでエキサイトする方々。

もうエエ加減にせえよ、こんちくしょう!!(怒

怒りと(日食の)興奮でヒザががっくがくする中、一心不乱に撮影。

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何とか、金環時を撮影できたものの、こんな感じでピンボケでやたら太いリングに(涙。

が、気がつけばそんな事あった事も忘れ、空を見ていました。

今回の日食、愚痴りたいことやら、数多すぎる反省点やら、「今のノーカウントだ!!ノーカウント!!」と言いたいような事も沢山有りましたが、結局、生まれて初めて目にした『金環日食』の前にはそんな事も忘れていました。

唯々、すばらしかったの一言で今回は締めたいと思います。

次は『金星太陽面通過』でリベンジだ!!

余談:
今回は「金環日食」を大勢の人と楽しむと言う事が一応コンセプトの一つだったので、
ちょっと面白いことをピックアップ。

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肝心の金環時に出番の無かったピンポール。
でも、本当に日食の欠けている部分が分かり、面白かったです。

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いや、人多くね?(公称100人以上。ピーク時はこれより多かった。)

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ビクセンの組み立てピンホール望遠鏡。
前日の夜、「ヒマだ」とのたもうたお方のおかげで、コイツを量産する羽目にw

日食直前に・・・

さて、最近は天文関係の話題が「金環日食」で埋め尽くされそうな勢いですが、
日食直前と言うことは新月期直前でもある訳です。

という訳で、昨晩は峰山観測所まで足を運びました。
久々にED65Q稼動だ~。

で、一人さびしく観測所で撮影の準備をしていると、突然呼ぶ声が!!(怖
星なかまのKuさんでした。どうやら、考えることは皆同じのようで。
という訳で、撮影の合間に、Kuさんと日食や機材などの雑談をしながら星空を眺めておりました。

M13fl                ■『前回同様、M13』
                  ED65Q+GPD赤道儀 6cmガイド鏡+SSAGにてオートガイド
                  Kiss X2(ISO 1600) 露出:300s×2枚
                 ステライメージVer6.5他にて画像処理

さて撮っては見たものの、改めて確認してみると、撮影画像は時間が経つにつれてピンボケとなっていました。(プレビュー画面じゃ分かりにくいんだよなぁ~。) 
おそらく温度変化の影響かな? 

また、赤緯のグラフが散々荒ぶったあげく、思い出したように安定する赤道儀にも『???』。
結局、最終的な合成枚数は2枚と前回峰山で撮影した時とあまり変わらない出来になってしまいました。
Kuさんから、「星団を冷却CCDで撮ってみては?」と言う話もあったので、またM13のリベンジは冷却CCDカメラを使ってやってみようかと思います。

結局、一通りM13を撮影したところで、Kuさんと交代。
僕はNinjaを引っ張り出して一人観望と洒落こむ事に。先週の例会、あまりNinjaで見れなかったし、折角主鏡を再メッキしたんだから、もっと覗いてあげないと・・・ね。
意外と光軸のずれていないNinja。夏を先取りして、夏の天体や天の川などを流してみましたが、やはりドブソニアンでの観望はいいもんですね。

この日は夜半過ぎでも良い天候に恵まれました。
日食当日の天気が未だなんともいえない状況ですが、是非晴れてほしいものです。

金環日食をどう迎え撃つか

なんかもう、意図的なまでに避けてた『金環日食』の話題。

実は諸々の事情で、今まで日食をどうするか決めかねていたのですが、やっと結論と計画を立てられるところまできました。もう日食直前だけどな!!

■どこで見るか
・どうせ見るなら金環を見たい。
という訳で、どこで見るかなのですが、「星カフェSPICA」がオールナイト営業の延長で金環日食観望会を開催すると言うことなので、今回そちらにお邪魔することにしました。

■何をするか
・折角なので、撮影はしておきたいところです。
が、星カフェへは公共交通機関を使って行きたいので、なるべく機材は少なくしたい。
撮影機材以外にも、日食観察グッズをいくつか持って行きたいので、機材をちょっと考えてみました。

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いつものED65Q鏡筒に、アストロソーラーフィルターを工作して取り付けたものを使って撮影を行ないたいと思います。機材を減らしたいので、不安定なのが心配ですがカメラ三脚に搭載することにしました。

当日は撮影もいいのですが、多くの人と「雰囲気を楽しむ」と言うこともテーマにしておきたいと思います。なんせ、ニュースでも騒がれている、滅多に無い天文現象ですからね。

星なかま☆ひめじ 5月例会(観測所開き)

今回の例会はお待ちかねの観測所開きです。
恒例BBQが待っているわけですが、観測所も15周年と言うことで、
「Ninja320」の主鏡の再メッキを行ないまして、Ninjaが完全復活しました。

う~ん、鏡がピッカピカ!!
これは観望が楽しみ。

で、いつものすばらしいBBQを味わった後、Ninja(とC8)での観望会開始。
あまり多くの天体は見られませんでしたが、生まれ変わったNinjaの見え味はやはりすばらしい!!

この調子で夏合宿も活躍してほしいものです。

余談:
Ninjaは復活したが、Ninja以上に活躍しているBBQコンロは完全にボロボロ。
もう寿命だな、これ。

『SPring-8 施設公開』

播磨科学公園都市、通称テクノには、世界有数の大型放射光施設『SPring(スプリング)-8』があります。ここでは、様々な国内外の研究機関や企業による放射光(要はごっつ強力な「X線」の事・・・で良いんだよね?)を使った最先端の研究が行なわれています。
天文関係で特に有名な研究と言えば、探査機『はやぶさ』が持ち帰った小惑星「イトカワ」の試料の解析をここで行なったことでしょうか。

今回、GW中の観望会や(星関係の)懇親会等の合間を縫って、今日行なわれた施設公開へ足を運びました。が、SPring-8に行くのは実は今回が初めて。おまけに、元々予備知識がそんなに無い(めんどくさいから仕入れてないだけだろとか言うな。)ので、行ってみたは良いものの、完全に「なんのこっちゃ」状態にw

ともあれ、まずは中央制御室へ。

Dpp_0001 ご覧の通り、見学者であふれかえっています。
ここで、SPring-8全体の制御をしているようです。

で、そのまま実験施設(有名なドーナッツ型の建物)へ。

Dpp_0002
ここにあるのは加速器だったと思います。(もう記憶があいまい。)
このような加速装置がぐるり円周上に配置されていて、放射光のビームを加速させるわけです。確か。

Dpp_0003 ちなみに、上の写真はその加速器のあるところの近く(と言うか入り口)ですが、妙に不自然なところに妙にデカくそそりたつ壁のようなものがある。そして、こいつはどうやらレールにそって動くようになってるらしい。

・・・ああ、あれか。これ、もしかしてドアか。

何故こんなに馬鹿でかいドアが要るかと言うのは、このドアのすぐそばにあった「放射線管理区域」の文字&放射線マーク高エネルギーのX線という言葉からだいたい想像がつくと思います。

Dpp_0006で、ここはドーナッツな建物の外側あたり。
ここに、各研究機関の実験ブースがあり、加速器で加速した放射光ビームを各機関のブースの用途ごとに振り分けるようにして、研究に使用されるわけです。
ここでの研究テーマは、地球科学研究から先端素材の開発まで多岐に渡っています。

Dpp_0005ここで行なわれている研究成果の発表パネルなど。

Dpp_0004 最近、何かと話題の放射線に関する解説のブースもありました。
ここは、モロに(それも強力な)放射線を使うわけですから。

Dpp_0007 場所を離れて、ここはSPring-8のすぐそばにある、兵庫県立大学の放射光施設「ニュースバル」。ここでも、放射光を使った研究が行なわれています。

Dpp_0008 そして、ここは昨年完成して、つい先日稼動を始めたXFEL(X線自由電子レーザー)施設SACLA」の内部です。中央を通っている鉄パイプのようなものの中を加速器で加速されたXFELが通り、そのXFELを使用して研究を行なうと言う、現在まさに世界の最先方を行っている施設だそうです。この施設で得られるデータの容量は一時間で2TBもあるとか。データの解析は、二位じゃだめな事でおなじみ(wのスパコン「京」で行なうそうです。

と、主な施設をざっと見ていきましたが、今回見て得られた理解度は多分30%くらいw
しかし、知ってはいたが、割と近くにすごい施設があるもんだ!!

踏んだり蹴ったり、もはやリンチされてる気分

昨晩、少々の霞があったものの、雲ひとつない晴天だったので峰山観測所へ出かけることに。いつもの道のりを行く途中である事を思い出した。

観測所のカギ持ってきたっけ・・・?

はい、Uターンw

で、一時間くらいロスして観測所に到着。
早速機材組んで、オートガイド開始・・・あれ?

DEC(赤緯)のグラフが急降下してるんですけど。

さすがに、オートガイダー使い始めてから初の経験だったので、撮影を中断してしばし原因を考えてみる。


・・
・・・ もしかして、これ極軸狂ってね!?

という訳で、オートガイダーのグラフを見ながら極軸を調整することを試みる。
数時間の格闘の末、何とかオートガイドが出来る程度には追い込んだ。

カメラとパソコン用のバッテリーが切れましたけどね。

という訳で、今回撮影できたのは5分露出の2枚だけ。

M13                  ■「球状星団 M13」
                 ED65Q鏡筒+GPD赤道儀 6cmガイド鏡+SSAGにてオートガイド
                 Kiss X2(ISO1600) 露出:300s×2枚 
                 ステライメージVer6.5にて画像処理 トリミング有

「星カフェ SPICA Cosmic Day」告知

もいっちょ告知。

4月29日に『星カフェSPICA』にて、「Cosmic Day」と称して一日イベントを行なうそうですが、
そこで僕は「金環日食直前 太陽観察講座」なるものの講師をやらせていただくことになりました。太陽の安全な観察方法のほか、日食や太陽なども実際に太陽を観望しながら解説していきたいと思います。

ほかにも多彩なプログラムが用意されておりますので、もし良ければ足を運んでみては?

詳細は星カフェSPICA WEBページまで。

2012春 「星空案内 in 西宮ガーデンズ」

はい、毎度恒例ガーデンズ観望会のお知らせです。

2012春「星空案内 in 西宮ガーデンズ」

※ 開催日時: 2012年4月28日(土) 19:00~20:30 
#悪天時は中止。

※ 開催場所:
阪急西宮ガーデンズ  4F屋外スカイガーデン 
※ 案内予定の天体:月、金星や火星、土星、春の星々等です。
※ 参加無料

※主催星のソムリエ®@西宮 』様

今回、僕はリクエストに答える「注文コーナー」の担当になったので、
是非見たい天体をリクエストしてくださいね~。

復活のToUcam

諸事情で使用不能状態(と言うか、存在自体忘れてたw)に陥っていたWebcam(ToUcamProⅡ)を復活させました。

撮影用のキャプチャーソフトをフリーで公開されているもの(SharpCap)に変更して、更にRegistaxもバージョンアップしてVer.6にしたのですが、使い方がいまいち掴めませぬ。

そんなこんなの中、何とか感覚を取り戻す為、土星を撮影してみました。

Capture_2012_04_15_21_42_25                   ■「久々のWebcamでの土星」
                  VMC200L+SXD赤道儀(BLD改) 
                  二倍バローレンズ+ToUcamProⅡ
                  RegistaxVer.6にてコンポジット、ウェブレット処理

久々の割にはそこそこな出来。
最近は冷却CCDでのナローバンドで撮れるような天体が少ないので、
しばらくは惑星撮影で凌げるかな?


星なかま☆ひめじ 4月例会

星なかまの4月例会は久しぶりの峰山観測所(ホントいつ振りだろう?)。
そして天気も久しぶりの晴天でした。

観測所で早速C8で惑星を見てみたのですが、なんかシーイング悪い印象・・・だったのですが、どうやら鏡筒の温度順応が出来てないだけのようで、時間がたてばシャープな像になりました。温度順応は大事!!

と言うわけで、沈みつつある冬の星雲星団から、春の銀河や惑星まで多種多様な天体を観望して行きました。が、20cmではさすがに30cmには敵わないので、もうすぐ再メッキが完了すると言うNinjaの復活が楽しみです。

あとBBQも。

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